【書評】さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

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タヌキ

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さあ、才能(じぶん)に目覚めよう トム・ラス著 とは?

自己啓発本の雄と言われる超有名な本
「強み」に焦点をあてた能力開発の先駆的本


「強みの活かし方」が資質ごとにわかる。
自分の強みを使うチャンスがあるだろうか、おそらくないだろう。
多くの場合、才能は未開発のままだ。
ゆりかごから職場まで、私たちは強みを伸ばすよりも、
欠点を直すために多くの時間を割いている。
人が才能や強みなど「その人の良いところ」を見出すには、
まず、それらについて自分自身やまわりの人たちに説明できるように「言語化」する必要がある。

2001年に出版し、人々が持つ「34の資質」を明らかにした『さあ、才能に目覚めよう』は国内で累計50万部のベストセラーとなり、世界中で話題となった。
強みを「見える化」してくれるツール〈ストレングス・ファインダー〉を使って「トップ5の資質」を発見した人の数はいまや数百万人に及ぶ。

進化した自分の強みがわかるウェブテストのアクセスコード付き
新しくなったウェブテスト〈ストレングス・ファインダー2.0〉では、結果として提供されるレポート群がよりカスタマイズされている。
あなたの回答を膨大なデータベースと比較して「何があなたを際立たせているのか」を明らかにしている。
〈ストレングス・ファインダー2.0〉を実施するためのアクセスコードが記載されている。

一気に読み進むこともできるが、今後何十年にもわたって、才能を開花させるための指針となるだろう。
本書には、強みを活かすためのたくさんの戦略やアイデア、ヒントが詰まっている。
それらを実践すれば、あなた自身を、そしてあなたのまわりの世界を見る目が永遠に変わるはず。

著者について

トム・ラス
●優れたビジネス思想家であり、ベストセラー作家のひとり。
●著書に、本書のリーダーシップ編にあたる『ストレングス・リーダーシップ』や、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストで第1位を獲得した『心のなかの幸福のバケツ』(いずれも共著、日本経済新聞出版社)、『幸福の習慣』(共著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。
●ミシガン大学とペンシルベニア大学で学位を取得。現在はワシントンDCで家族と暮らす。

この本を読んだ動機

育児と両立しながら働く際、生産性を高めたかったからである

ワ―ママには欠点を補うために学習したり自己投資する時間は持てない
もちろん、無理をすればできるが、私はやりたくない
そんな時間があるなら子どもと接する時間を持ちたい
限りある勤務時間でクビならないパフォーマンスを出し続けるためには
効率的に働くために生産性を高める必要がある

自分の武器となる強みを把握し、その強みを活かして働きたい
そのために、自分の強みを客観的に把握するテストつきの本書を読んで、
その強みを活かすための具体的な行動をイメージしたい

自分の思う自分の強みと、客観的に判定される強みって違うからね!

書評

「強み」「弱み」という言葉への理解が変わった

今までは自分の強みとは、長所、つまり人より秀でている点と捉えてきた
「人より秀でている」の程度は、それこそ主観的な物差しで測っていたが、
少なくとも「職場の所属部署では一番」「友人の中でももちろん一番」
くらいの技術だと感じていた
そのため、とりだてて自分には強みがない、むしろ弱みや欠点ばかり目立つと感じていた

本書では、「強み」となる「才能」の定義をこう置いている

・才能の定義
才能とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンのこと(脳の定常的なシナプス結合)であり、なんら自慢すべきものではない。我々はどうしても持って生まれた特殊な能力および素質と考えがち。
強みとは「誰にも負けない最強の武器」ではなく、無意識にできちゃうことのだ。
「そういえばストレスなくできているな・・」と思う、
本人にすれば何気ない習慣のひとつにしかない行動のことだ。

強み=職場で一番の特技と言えるもの! くらいの高いハードルで捉えていた私はこの点が本書で最も驚きを得た部分だった。

逆に弱点については、こう書いている

・弱点とは、すぐれた成果を得るのに妨げになるもの。
決して不充分なところ、欠点ではない

弱点についても自分の認識とは違った
弱点=周囲より劣っている点 と捉えていたが、
弱点とはあくまでも、
ゴールに進む上での障害であり、
足りない点ではなく強すぎるゆえに妨げになる

特徴や個性のことを言っている

「強み」を活かすことの重要性を再確認できた

よく巷の教育面でもビジネス面でも
「弱みに気を取られず、強みを伸ばすべき」などと語られるが、
日常生活を送っていて自身の強み・弱みを意識する多くの場合は
「自身の弱みを意識したとき」ではないか
「やっぱり、自分●●ができないな」
「もうちょっと●●さんのようにうまくできれば」
などと、自分の足りない点を意識するときだろう

私はわざわざ「今、わたし強み発揮できてる〜★」などと自覚できない
(そういう方もいるかもしれません)

そのため、強みを自覚して、それを発揮する仕事を選ぶ、
また仕事上で強みを活かした進め方を選ぶことは少ない

しかし誰しも完璧な人間なんていない
つまり、弱点や欠点がない人間なんていない
仕事ができる先輩も、成果を出している同僚も、
欠点や弱点を補うのではなく、自身の強みを自覚して、

強みを最大限発揮する仕事を選んでいるからこそ
成果を出している可能性がある

・満足のいく成果を得るには自らの職務に関わるすべての業務に適した強みを持つ必要はない
・傑出した存在になるには、強みを最大限活かすこと。弱点にこだわってはいけない。

知識と強みは違う

自分が強みだと思っていることは、
周囲より知識があるだけかもしれない

経験がある、社歴が長い、担当歴が長いなどの理由で、
ある分野の知識が多いことがある
それ自体は素晴らしいことだが、
自分の強みを意識する際に、「人より成果をあげたポイント」や
「優れている点」を探す際、
ただ経験値があり、知識が多いだけということがある

本当にその成功は自分自身の強みとなる特徴で得たものか?

・才能を言葉で表すことは重要。弱点を表す言葉は多くあるが、才能を表す言葉は少ない・知識と才能を見分ける
・また、知識を体系立てたものが技術である(才能がなくても技術でカバーできるのは知識の蓄積のおかげ)

出世にこだわらず、自分の強みが活かせるかどうかで判断するキャリアパス

出世することが成功で、管理職を目指すという1本道のキャリアがOKではない

どうしてもこう考えがちだし、自分だけでなくパートナー(夫)にも
出世を求めがちだが、自身の強みを活かしつつ、収入をあげていく方法は
出世だけではない。
社内で出世だけが収入をあげていく方法ならば副業に力を入れることが重要だと再認識できた

・強みを活かせない業務を与える可能性のある出世にこだわらず、多様なキャリアパスを用意するべきだし、選ぶ自由がある
・人間の精神と奥底には尊敬に値する人間として認められたいという本能に近い欲望があるが、人間が求めている名声には権力を伴う名声しかない点は誤り
・20年程前なら権威主義が強かったので、個人が自由に決定、判断できるかどうかは、その上に立つ人の気分で決まっていて、権力を伴う名声でなければ価値がなかったから強みを活かす仕事をする=権威を手に入れるだった
・しかし、今はその職務ごとに成果に応じた様々な名声が用意することができる

まとめ

本書で学んだことは以下である

・自身の強みを客観的に自覚することは、生産性を高めるためにも、継続的に収入をあげていく上でも重要
・自身の強みは普段自覚することは少ないので、意識的に探して覚えておくと良い
強みとは特別なスキルや資格ではなく、意識しなくてもできる習慣的行動のことである
・強みを理解したら、それを活かせるアクションをイメージする

本書にはオンラインテストをうけて強みを可視化することができるコードが入っている
買わないと得られない貴重な特典だ

実際購入して、テストを受けてみたところ、私の強みは以下の5つ
「回復志向」「調和性」「慎重さ」「責任感」「収集心」

実際に仕事でどのように強みを活かすのか?イメージすることが最重要

強みを最大化するためには、①強みを意識すること+②使うこと+③投資すること

①は本書を読んで理解し、②は仕事で使うことを前提に、どんなシーンで活かせるかイメージすることが重要だと思う

例えば営業職の場合
下調べ・ヒアリング→課題設定→提案→合意形成→納品
というプロセス

私の場合、5つの特徴(強み)は上記の工程で活かせるだろうか?と考える

下調べ・ヒアリング=収集心

課題設定=回復志向

提案=回復志向・収集心

合意形成=調和性・・?

納品=責任感・慎重さ・・?

しっかり落とし込めないところもあるが、
こうして自身の仕事のどのプロセスで活かせるか?思考するに役立った

おそらく、しっかり落とし込める仕事が適職なんだろう
自身のキャリアパスを調整するときは、この特徴たちを活かせるか?
新しい仕事のプロセス分解をして、あてはめてみると良いかもしれない。


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